実家を出たのが22〜23歳のころ。
ひとり暮らしを始めたのは、24〜25歳くらい。ひとり、という自立において私の人生において大きな転機。
新しい生活への期待は大きくて、狭〜いレオパレスの部屋だったけれど、自分だけの家があることにとてもワクワクした。
そこから何年かして、また引っ越しをした少しあと。
キッチンが広くなり自炊の頻度もあがったころ。
わたしは炊飯器を手放し、圧力鍋を使うようになった。
圧力鍋を使い始めたきっかけは、職場の同僚で姉御的な社員さんが季節の野菜やお料理にこだわっていて、圧力鍋で作った料理がどれだけ美味しいかをよく話してくれたことでした。
その話を聞いて、私も試してみたくなり、アウトレットに出向いて圧力鍋を購入しました。
最初に圧力鍋でご飯を炊いた時は、本当に炊けるのか心配でした。
いざ炊けたご飯を食べてみると、そのおいしさに感動したのを覚えています。つやつやで、ミルキークイーンだったっけ?っていうくらい、いつもの安いお米が全く別物に感じました。
結婚後には、夫にも圧力鍋での米の炊き方を教えました。
初めて使うときは、「本当に大丈夫?」と心配していましたが、すぐにマスターしてくれました。
今では私よりも頻繁に料理をしてくれていて、圧力鍋で作る料理のレパートリーもどんどん増えています。
私の料理に対するこだわりは、「早い」と「美味しい」の二つです。
特に時間と労力をかけずに美味しいご飯が炊けることが重要です。
圧力鍋を使うことで、外食のお米の味にも気づくようになりました。
それだけ自宅でのご飯が美味しいのです。
もちろん、この15年で技術の進化で炊飯器も進化しているはずです。炊飯器も早くておいしくなったよ、と聞きます。炊飯器の魅力、あの圧力鍋の魅力を語った人くらい熱く語ってくれるひとに聞いちゃったらコロット買っちゃうかもしれない。もし将来キッチンが広くなることがあれば、こだわった炊飯器を購入するのも良いかもしれないなぁってたまに考えます。
おまけ:圧力鍋で2合のお米を炊く方法
お米を洗う: まず、お米をしっかりと洗います。
時間があるなら洗ったお米を30分以上ザルでそのまま置いておくと美味しいです、洗い米と検索してみてください。
水を加える: 洗ったお米に対して、2合なら約430ミリリットルの水を加えます。1合に対して200ミリリットルと少し多めの水が適量です。
火にかける: 圧力鍋の蓋を閉めて強火で加熱します。圧力がかかったら(つまり弁が上がったら)火を弱めて5分間弱火でそのまま炊きます。
蒸らす: 火を止めて10分間蒸らします。
これで、美味しいご飯が炊き上がります。
ぜひ試してみてくださいね!